ミリタリー妻奮闘記

米軍人と結婚してイタリア在住中。アメリカ、イタリア、日本の文化の違いなどを発信していきます。たまに愚痴もあるかも笑

ミリタリーメモリアルサービス

 

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先日、メモリアルサービスに参列してきました。個人情報なので、故人のことはあまり触れませんが、その方は退役後、シビリアンとして働いていらっしゃいました。私は、日本のお葬式は参列した経験はありましたが、アメリカのお葬式にも参列した経験はありませんでした。服装、マナー違反なことなどいろいろ調べました。日本ではお葬式は喪服を着ますよね。アメリカでも基本は黒だそうですが、黒っぽい服装ではあれば、ダークブールなどでも大丈夫だそうです。このような事態を全く予測していなかったのと、私は黒い服をあまり持っていないため、早速買いに行きました。日本ならすぐに喪服など見つかりますが、ここイタリアやベースの中で黒のシンプルなワンピースが見つからず、結局ダークブールのワンピースを購入しました。念のため義母にもメールで写真を送りどうか尋ねました。

いよいよ当日。会場にはドレスユニホームを着た軍人の方がたくさんいました。ミリタリーメモリアルなどで後で考えれば当たり前ですが、その時は頭も回らずただただ緊張していました。メモリアルサービスが始まると、まず牧師さんがお話をします。それから故人の友人、家族の話がありました。涙が止まりませんでした。ドラマでミリタリーメモリアルサービスの様子を見たことがありますが、実際自分がその場所にいるとなんだか不思議な気持ちになりました。

このメモリアルサービスで色々考えさせられてことがあります。この方はデプロイメント等で亡くなったわけではないのですが、軍人という特殊な職業柄いつも死と隣合わせなんだなと改めて感じました。夫と戦争関係の映画を一緒に見ていたとき、ある船が狙われて水没してしまいそうになるシーンがありました。その時、夫が、「僕が船に出ているとき、こういうことが起こらないとは限らないんだよ」と一言ボソッと。この言葉が忘れられなくて、今でも胸に残っています。私は夫に軍に残って欲しいと思っています。しかし、この言葉を聞いたあと、安易に軍に残って欲しいなんて言っちゃダメだなと思いました。たまに、軍人がカッコいいからだけで結婚したいとか言ってる日本人の方を見ます。このメモリアルサービスに参列してからそういう女の子のことをちょっと白い目で見てしまいます。軍人の妻になるにはよほどの覚悟がないと務まらないです。移動も2年おきにあります。アメリカ国外であれば仕事にもつけないかもしれません。夫がデプロイメントで1年もいないかもしれません。安易に「軍人だから結婚したい」という気持ちは持つべきではないと思います。

次に思ったことは、この会に日本人の方が参列していなく、ちょっと冷たいなと感じました。故人の奥様は日本人の方です。この狭いベースの中で知り合った日本人。異国の地ですべての手続きを一人でやらなければならい、しかも自分の家族や頼る人もそばにいない。そんな時に力を差し伸べてあげるべきではないかと思いました。普段はお茶とかお昼一緒に行ったり仲良くしてりして、「何かあったらいつでも言って下さいね」とか言ってる人ほど、何もしてくれないだなと、思いました。ここだけかもしれませんが、冷たいなと思ってしまいました。

ご冥福をお祈りいたします。